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2008-10-15

江ノ島電鉄 デハ1001-1051

       新製 昭和54年 東急車輌

Enoden_1101_15101715022519

       デハ1101 七里ヶ浜~稲村ヶ崎 15-10-17

<デハ1000形   1001-1051>
<       1002-1052>
<デハ1100形 1101-1151>
<デハ1200形 1201-1251>
  昭和54年(1979年)に106形以来48年ぶりに完全な新車として東急車両製造において竣工した。基本的には在来車を踏襲しているが、 斬新なディザインで会社の新車に掛ける意欲を感じさせる。

 先頭部は折り妻で、大きなフロントガラスが特長といえる。フロントガラスには方向幕が組み込まれている。
 側面の扉は2箇所・片引き扉で、側窓は枠の無い強化ガラスによる1段下降式窓となってスッキリした窓回りとなった。
 屋根は張り上げ屋根、パンタは菱形パンタで従来通り運転台寄りに付けている。
 走り装置はペデスタル式コイルばね台車 TS-819およびTS-820で東急車両製である。主電動機はTDK-3510A 出力50Kwを装架し、駆動方式は吊掛式である。基礎ブレーキは片押し式踏面ブレーキとしている。
 車内はクリーム色を基調とした明るい車内となった。窓キセは巻き上げカーテンを一体化したFRP製で、窓ガラスにはプラスチック製の手掛けが付けられている。床の敷物は薄茶色のリノリュウムが張られ、座席のモケットはワインレッドとなっている。

 制御方式は直並列抵抗制御で、 制御装置はES-778-Aで電動カム軸式である。制動装置は、 私鉄各社で採用されている全電気司令式のHRD-1式である。
 力行及び制動は、 ワンハンドル式の主幹制御器によって指令される。ワンハンドルマスコンを採用するにあたって、京浜急行電鉄に於いて800系を使った講習会を実施している。 応荷重装置によって力行については150%の荷重まで一定の加速が保たれ、制動についても荷重の250%まで一定減速が得られるようになっている。

  昭和56年(1981年)には2次車としてデハ1100形 1101-1151が竣工している。2次車からは屋根・床などにステンレス鋼を用い、耐食性を高めている。冷房準備車として新製され、 補助電源は今までのMGに変わりSIVインバータとなり、CPの容量も増強されている。そして、翌年には冷房化改造が施工されている。
 昭和60年(1985年)には3次車としてデハ1200形が登場、 新製時から冷房車として竣工している。デハ1200形からは前照灯が丸型から尾灯と一体となった角型としている。 デハ1200形の登場によって1000形グループは4編成となった。1001-1051についても昭和60年には冷房改造が施工されている。
 平成15年(2003年)から16年にかけて1001・1002編成について車体改修が実施されいる。補助電源装置をMGからSIVに変更している。

 この車両は鉄道友の会より昭和54年度ブルーリボン賞を受賞している。

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