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2008-10-08

長野電鉄 モハ2501-クハ2551

       転入/改造 昭和52年 東横電設 
       前所有 東京急行電鉄 
       新製 昭和29年 東急車両

Nagaden_2508_11131159252

       モハ2508 四ヶ郷~赤岩 1-11-3

<モハ2500形 2501-クハ2550形 2551>
<       ~2510        ~2560>

 昭和52年(1977年)に東京急行電鉄より5000系を購入、平成10年(1998年)に3500形に置き換えられるまでの21年間働いた。

 先頭部は湘南形2枚窓で、フロントガラスの内側に方向幕を付けている。前照灯はシールドビーム1灯で、尾灯は窓上と裾に2灯ずつ付けている。
 側面の扉は片引き戸3箇所、側窓は上段下降下段上昇式ユニット窓である。扉は車体断面に合わせ下部を内側に丸め、車体とホームの隙間が生じる事からステップを取り付けている。
 走り装置は東急車両が開発・製造した軸ばね式コイルばね台車TS-301で、駆動方式は直角カルダン方式を採用している。主電動機はSE-626で115Kwを1両あたり4機装架している。制御装置は電動カム軸式PE-11で、東芝製である。制動方式はAMC-D式で、発電ブレーキを常用し従来の空気ブレーキによって補足する。発電ブレーキで出た電力は抵抗器によって熱に換えられる。

 購入に先立って東横電設長津田工場において改造工事を施工している。Mcはデハ5000形を種車として、Tcはクハ5150形及びデハ5000形を電装解除して充てて長野側Mcをモハ2500形、湯田中側Tcをクハ2550形のMc-Tcの編成としている。
 地下区間を走るため運輸省A基準に適合すべく内装を張り替えて不燃化を強化している。主電動機はSE-518出力110Kwであったが、山の内の急勾配区間に対応して新製したSE-626 出力115Kwと交換している。寒冷地対策として、客室扉のレールヒーターの埋め込み、車内暖房用として15Kwのヒーターの取り付け、タイホーンをシャッター式の者に交換している。そのほか、踏切対策として先頭部の強化、保安ブレーキ、列車無線の設置が行われた。昭和55年(1980年)までにMc-Tcが10編成の20両が再デビュー、編成番号には「C」をつけていた。

 東京急行電鉄5000系は昭和29年(1954年)に東急車両に於いて新製された。車体は今までの設計概念を覆して、構成するもの総てに車体強度を負担させる新しい考えの基で設計された。
 デビュー当時はデハ5000形・サハ5050形・デハ5000形のMc-T-Mcの3両編成で竣工したが、昭和32年 (1957年)には中間電動車デハ5100形、更に昭和34年(1959年)にはクハ5150形が登場して全形式揃った。
 デハ5000形は50両に達して5050形が出現した事から、サハ5050形はサハ5350形に改番されている。5000系は総勢105両となって一時は東横線の主力車両として君臨したが、主力の座は後進に譲って次第に支線区に転属する事となった。
 昭和41年(1966年)より側窓が更新され、2段上昇式から上段下降下段上昇式に改造、更に昭和45年(1970年)より客室扉の更新改造が施工され、窓寸法が従来よりも小さくなった。
 昭和52年(1977年)より徐々に東急線上から去って第二の職場に移ったが、長野電鉄が5000系初の転出先となった。

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