高松琴平電気鉄道 1081-1082
転入/前所有 昭和63年 京浜急行電鉄
新製初年 昭和34年
<1080形 1081-1082>
< ~1091 ~1092>
京浜急行電鉄より昭和63年(1988年)より1000系を購入、琴平線の主力車両となっている。。
先頭部は貫通式3枚窓、フロントガラスの上には列車種別表示器、方向幕を付け、センターに前照灯を埋め込んでいる。腰には尾灯のほかに方向板を取り付けている。
側面の扉は3箇所、窓は2段上昇式で、戸袋窓についてはHゴム支持の固定窓となっている。屋根上には分散式ユニットクーラーを4基ずつ載せている。
走り装置は、円筒案内式コイルばね台車TS-310Aで、主電動機はTDK-810Aを装架、駆動方式は中空軸平行カルダンである。
購入にあたって、久里浜工場に入場して改造工事が施工されている。1000系の先頭車はM2で、M1車は中間車にあるため、中間車に先頭車の運転台部分を接合して先頭車に改造している。ちなみに1081となった1011は1009の運転台を接合している。
当時は18m級の3扉車を購入する際には、瓦町においてホームと中央の扉が大きく離れる事から2扉に改造する必要があった。1000系についてはボギーセンターがやや中央に寄っているため、3扉のまま入線する事が出来た。
琴電では初めて方向幕が使用される事となったが、方向板を併用する形をとっている。
京浜急行1000系一族は600系を母体に試作された800系をもとに新製され、昭和34年(1959年)~昭和53年(1978年)の20年間に348両が竣工している。琴平に転入しているのは、昭和34年(1959年)~35年に新製された一次車グループである。
先頭部は湘南形で、当初からシールドビームを備えていた。600系と同様に東急車両・東洋電機、川崎車両・三菱電機が製造にあたり、Mc1-M2-M2-Mc1の4両固定編成で登場した。
非貫通のため地上専用であったが、運用上不便が生じる事から、昭和44年(1969年)~48年に東急車両・自社久里浜工場において貫通式に改造された。昭和51年(1976年)から空調装置取り付け改造が実施されている。
1000系は京急では最大勢力を誇っていたが、1500系の増備によって次第に京急線より姿を消した。
《参考資料》
鉄道ピクトリアル No.512 1989-5
新車年鑑1989年版
高松琴平電気鉄道1080形 真鍋 裕司




