江ノ島電鉄 デハ21 - 61
新製 平成14年 東急車輌
デハ21 稲村ヶ崎~極楽寺 15-10-17
<デハ20形 21-61>
< 22-62>
開業100周年にあたる平成14年(2002年)に新製したレトロタイプの電車で、その年に21-61が竣工、翌15年に22-62が竣工している。
車体は先にデビューしたデハ10形を基本としいるが、軽量化・保守の軽減を計るために二重屋根・Rのついた側窓をやめ、簡素化したデザインとしている。
先頭部は折り妻3枚窓で、中央部の窓を大きくとり、両サイドに三角窓を配している。フロントガラス上部にはRをつけフロントガラスの内側に方向幕に替わるLED行き先表示器を取り付けている。前照灯はへそライトとし、尾灯は前照灯を挟んで両サイドに1灯ずつ埋め込んでいる。
側面の扉は両開き扉、側窓はサッシレスの下降窓としている。
屋根には、運転室側にシングルアームパンタ、中央部に空調装置とインバータ装置を搭載している。
走り装置は、かつてデハ501形Ⅰが履いていたTS-837およびTS-838(付随台車)を改造して再用している。
主電動機はTDK-8005A 出力50Kwを2機ずつ装架、駆動方式は中空軸平行カルダンである。制御装置はデハ1500からから踏襲している東洋電機ACDF-M450-789Aを搭載、制動方式はHRD-1D式である。
内装は壁・天井に淡いグレーの大理石模様を用いている。床は全体にライトブラウン、扉付近にはグレー、いずれも研ぎ出し模様の敷物を敷いている。
座席は運転台背面の海側に2人掛け、山側の藤沢側には1人掛けクロスシートを1脚ずつ、扉間・連結部はロングシートを配置している。シートには赤を基調とした模様入りの生地を用いている。
扉の開閉時に電子音を知らせるチャイム、鎌倉側運転台背面には車椅子スペースを設けるなど、バリアフリーにも配慮している。
ボディカラーは従来の江ノ電カラーであるダークグリーンとクリームとし、幕板・腰板の部分に金色の線を入れてクラシックなイメージを演出している。
《参考資料》
鉄道ピクトリアル No.723 2002-10
鉄道車両年鑑 江ノ島電鉄20形
江ノ島電鉄車両部技術課 加藤 清
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