弘南鉄道 クハ1700
改造 昭和59年 自社
転入/前所有 昭和46年 日本国有鉄道
新製 昭和7年 日本車輌
クハ1700 館田~平賀 61-10-15
<クハ17形 1700>
昭和46年(1971年)に国鉄より購入した半鋼製電車でサハ1700と付番、平成元年(1989年)の7000形の投入まで働いた。
国鉄より購入した車両については、国鉄の形式をそのまま弘南の形式としていたが、この形式は国鉄には存在しなかった形式である。
先頭部は非貫通式で、窓はHゴム鋼体支持3枚となっている。水切りは直線としている。
側面の扉は3箇所、いずれもプレス扉としている。側窓は2段上昇式で、窓枠は木製である。
内装は木造で、ペイント塗装としている。運転室は全室式である。
通風器はグロベンで、走り装置は軸ばね式重ね板ばね台車 TR-23を履いている。
入線後も3両編成の中間車として使われていた。昭和59年(1984年)に弘南線の編成見直しに伴って運転台が取り付けられてクハ17形 1700に改番された。 本来ならばクハ16形となるべきであったが、サハ1700に運転台の取り付け改造をおこなった事からクハ1700と付番したと言う経緯がある。前面はHゴム支持となったが、お世辞にも出来の良いものとは言えない。
クハ1700の前身は、昭和4年(1929年)~7年にかけて新製された国鉄モハ31形グループのサハ39形 サハ39018で、一族は29両が竣工している。
サハ39018は昭和7年(1932年)に日本車両で竣工している。この頃から電気溶接が採用されてリベットの数が減っている。昭和28年(1953年)の形式称号改正によって、サハ17210に改番されている。
弘南鉄道では多数の戦前形17m国電を保有したが、旧モハ31形グループはこの車両のみである。



