弘南鉄道 モハ3612
転入/前所有 昭和50年 東京急行電鉄
新製 昭和22年
モハ3612 津軽尾上~田舎館 2-10-16
<モハ3600形 3612~3614・3616>
昭和50年(1975年)から東急電鉄より購入した半鋼製電車で、7000形の投入まで弘南線の主力車両であった。
先頭部は貫通式3枚窓で、いずれも木製枠である。更新改造を施工した工場によって水切りのカーブなど一両一両顔付きが異なる。
側面の扉はプレス扉3箇所で、2段上昇式窓ある。車体はウインドシル・ヘッダーを回している。戦災復旧車である事から、車体長は種車の関係から異なる。
屋根上にはガラベンで、パンタは先頭部に付けている。
走り装置はモハ3613のみTR-14、 その他はTR-22を履いている。主電動機はHS-269Cr 出力128Kwを4機装架、駆動方式は吊掛式である。
車内の内装は、窓枠を含め木造でペイント塗装、床は防腐剤塗布としている。
購入した東京急行電鉄3600形グループは戦後の車両不足を補うため、昭和22年(1947年)~昭和27年(1952年)にかけて戦災国電及び木造車の払い下げを受け、 更新改造を施した車両である。モハ3601の全金車体グループは車体の修理のみに終わったが、このグループは車体の傷みが激しかった事から、新日国工業・汽車会社・日本車両・東急横浜製作所に於いて、新製車体に載せ替えて竣工している。ただし、被災の程度により単なる機器・台車の流用に終わったもの、台枠を再用したものが有って後者については種車を推測する事が出来る。
主電動機は国鉄時代のまま MT-7・MT-9・MT-10出力100KWを装架していたが、昭和36年(1961年)からMT-40に、 昭和39年からはHS-269-Cr 出力128Kwに増強している。制御装置についてもCS-5のままであったが、昇圧前後に日立MMC-H-10Gに変更された。
購入にあたって貫通路の埋め込み、寒冷地対策工事が施されている。昭和52年(1977年)~53年にかけて保安ブレーキが新設された。
番号はデハからモハに変わったものの、東京急行電鉄時代のままであった。























